タラの葉茶とは?

最近注目のタラの葉茶。タラといえば、その若芽を『たらの芽』として食べる事が多いと思いますが、日本では古くから、タラの樹皮・根皮などが糖尿病・腎臓病・胃腸病の民間薬として広く利用されてきた歴史があります。中国でも、漢方薬として使用されてきており、そうした民間の伝承を元に、最近では成分分析に基づいた効能・効果の研究が進んでいます。

タラの葉茶とは、そんなタラの「葉」と「枝」の部分を粉末化し、お茶として飲みやすくアク抜きしたもの。様々な健康効果が期待される、今注目の健康茶です。
Wikipedia-タラノキ-

糖尿病の予防・改善に効果が認められています

糖尿病ラットにタラの抽出エキスを80日間に渡り飲ませた結果、血糖値が見事に低下。タラの葉に含まれるサポニンが、糖尿病予防に用いられるインスリンと同様、肝臓や筋肉組織に対して、血糖(グルコース)の取り込みを促進する効果をもたらすことがわかりました。

タラの葉茶を糖尿病のネズミに6週間飲料水代わりに日常的に飲ませ、糖尿病検査としてよく行われる「糖負荷試験」を行った結果、飲んでいないネズミに比べてかなり早い血糖降下作用が認められました。これにより、タラの葉茶の長期飲用が血糖値を正常化することが明らかになりました。

肝炎を始めとする肝臓病全般に高い効果

タラの葉に含まれるサポニンの一種が、肝臓病の特効薬「グリチルリチン」と構造上よく似ていることから、四塩化炭素で肝障害を起こさせたラットによってGOTの抑制率を調べたところ、タラの葉サポニンがグリチルリチンと比較しても遜色のない治療効果を見せることを確認しています。

また、さらなる実験の結果、薬物性の肝炎だけでなく、ウイルス性肝炎にも有効であることが明らかになりました。ウイルス性肝炎が進行する際に、自らの免疫(抗体)によって自身の肝細胞を破壊してしまう作用を抑制することを突き止めています。

タラの葉茶はお酒に強くなる?

タラの葉茶を人間に換算してコップ2杯ほど飲ませたラットと、そうでないラットに対し、2時間後に同じ量のアルコールを飲ませた後、アルコール濃度を測定した結果、タラの葉茶を飲んでいたネズミの方が、明らかにアルコール濃度が低いことがわかりました。アルコールと同時にタラの葉茶を摂取した場合でも、同様にかなりの効果が見られています。

これらによって、タラの葉茶が、アルコールを分解する酵素の活性を高くする作用があることが明らかにされました。

タラの葉茶を飲んだ人達の感想

成人病型の糖尿病初期の人が飲用した結果、フルクトサミンや、グリコヘモグロビンといった糖尿病の指標となる血液成分の値が低下しました。

若年性糖尿病でインスリン注射を継続的に行なってきた人からも、体調が大変良いといった体験談が寄せられています。

二日酔いにならなくなったという体験談に加え、日常的にあった腹部膨満感がなくなったという「肝機能全般の活性化」を示唆する感想が多数寄せられています。

タラの葉に含まれるサポニンの構造が抗アレルギー剤グリチルニチンの構造とよく似ており、花粉症やアトピーの症状の改善が認められたといったアレルギー疾患に対する効果を実感する感想も多く寄せられています。

京都薬科大学の実験では胃潰瘍に対する強い効果が報告されており、胃の調子が良いという感想も多く見られます。

飲みやすくなったタラの葉茶

タラの葉茶は動物実験からは種々の効果が期待されながらも、その有効性が認められる主成分の味が悪かった為に、なかなか世の中に浸透しませんでした。

しかし、最近では製法の工夫によって、日常的なお茶として飲みやすいものが出てきました。タラの葉茶は今、最も注目されている健康茶のうちの一つです。

サポニンだけでなく、食物繊維ポリフェノールも多く含まれており、カフェインフリーなので、日常的にも飲みやすい体にも安心の健康茶です。

※当サイトの記事内容は、長村洋一教授(藤田保健衛生大学)の研究結果資料をまとめたものです。PDF

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